中国史やらなんやらって、自分でも良く分からないので
時代背景の概要と並べて書いて見ました。
いつか全部この年表を埋められたらいいなぁ~と妄想にふけっているだけです
埋まる予定、何もありません(=▽=;
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2023-05-08 (月) 09:57:35
神話の時代。
偉い神様達が治めた時代を三皇と呼び偉い聖人が治めた時代を五帝時代と呼ぶ。
諸説がありすぎて正確に誰かは不明。
帝とはどうも国家が出来る前の連合部族の代表の地位にあるヒトだったらしい。
神話と現実の境目。
王朝としての遺跡が見つかっていないらしいので日本の教科書にはのっていない。
桀(けつ)王と王妃・妺喜(ばっき)が悪逆非道だった為に殷の初代・湯(とう)王によって滅ぼされた。
伝説の賢者・伊尹(いいん)に助けられたとの話しもある。
読んだ本:夏
有名な封神演技はこの末期から周代がはじまるまでのお話。
殷とは都市名であり国の名前は『商』が正しいらしい。
紂王と妲己によって滅びる。
中国では悪い支配者の例を夏の桀王と殷の紂王を併せて『紂桀』と呼ぶらしい。
しかし紂王と妲己の話は周が自分達の王朝を正当化する為の作り話であるとの説もある。
読んだ本:商
儒教において理想の政治家(?)周公旦が死んだ兄(武王)に代わって政治に勤しんで作った王朝。
でも甥の王様と喧嘩してた。
その後、幽王の時代になると悪女・襃娰(ほうじ)にゾッコン、
彼女を笑わせる為に毎日高価な絹を裂いたり、
偽の狼煙を上げて部下に戦争の準備をさせた。
襃娰(ほうじ)は性格悪いらしく(復讐との逸話も?)、士たちが慌てている様子を見て喜んだという。
その後本当の戦争の時に部下が来ないで二人とも殺されたという
狼少年の東洋版を実践して滅亡(合掌)。ただし襃娰が実在したかは不明。
周の幽王が殺され、西周は滅亡、東周として洛邑に遷都し亡命政権が誕生する。
百家鳴動の時代。
諸国が独立して覇が生まれたり滅んだり。
勝手に王さまになったりした。
『臥薪嘗胆』とか『鶏鳴狗盗』、『呉越同舟』などの言葉が次々に出来た戦国時代。
幽王の後に東の方よりに『周王朝』の亡命政権が出来たが既に諸侯を抑える力はなく動乱の時代となる。
これを統一したのが秦の始皇帝。
どうやら正確にはこの時代『春秋』と『戦国』に分けられるが二つを分ける明確な定義は無いらしい。
有力説としては孔子の弟子が『春秋』という書物を完成させた時とか、
『晋』という超大国が家臣によって『韓』『趙』『魏』へと分割された時代とする説などが有力らしい。
読んだ本:春秋戦国
始皇帝が中国統一、でも3代(皇帝は2代)で滅びる。
秦の始皇帝は文化的に広がった諸国を支配しはじめて中国と統一したものとして新しい称号を作る。
三皇(神様)、五帝(聖人)を超えるものとして『皇帝』と称したらしい。
自分はその最初なので『始皇帝』と名乗る。
始皇帝の死後、陳勝・呉広の乱が飛び火し各地の反乱により滅亡。
再び動乱が起きるが最終的には二分する勢力に分かれる。
それが西楚の覇王項羽と漢王劉邦。
劉邦は『百敗将軍』と呼ばれる程戦争が弱いのに何故か天下統一。
読んだ本:秦
高祖劉邦と漢代最大の国土を持った武帝が有名。
呂氏の乱やら呉楚七国の乱やら内乱だらけだけど、
貴族/王族の対立で民衆は平和な時代だったといわれている。
5代皇帝・武帝は17歳で皇帝に即位し、20代半ばに親政政治を行う。
海外遠征で成功した事で有名。
有名武将に衛靑(えいせい)、霍去病(かくきょへい)がいる。
衛靑は奴隷だったが姉が武帝の目にとまり武帝に引取られ、
武帝の近衛兵になり、匈奴遠征で大成功を収める。
霍去病は衛靑の甥で17歳で出兵し、帝国史上もっとも北へ進軍したと言われる将軍、
しかしわずか24歳で病没。武帝は親愛なる義理の甥に涙して喪に服したと言われる。
同じ時代に語られるのが不幸の将軍・李陵。匈奴と戦い抜いて弓尽きて降伏する。
実はこの時にまったく別に匈奴に降伏していた李将軍がいて、そいつのせいで裏切り者と間違われて一族郎党が皆殺しにされる。
その話を聴いて匈奴の武将になる、後年同じように捕虜となった将軍・蘇武は漢に無事に帰れた二人は良く対比させられる。
読んだ本:西漢
漢帝国皇帝の外戚・王莽が赤子を皇帝に無理やり即位させ挙句に、禅譲(ぜんじょう)と称して国を奪う。
1代で滅びるのでカウントすらされない可哀想な国(人)。
『漢帝国』を再興したのは光武帝・劉秀。
四代皇帝の息子の王様の子供の地方領主の子供の役人の子供の小役人の子供……。
つまり普通のヒトですね。
『妻を娶とらば陰麗華、官につくなら執金吾』と言う有名な詩があるそうです。
これは彼が若い頃に詠ったとさるもので、意味は幼馴染の陰麗華と結婚して、役人になって地方役人の長官ぐらいになれたらいいなぁ〜だそうです。
……滅茶苦茶普通のヒトですね。むしろ普通以下かも
読んだ本:新
王莽から光武帝が取り返す。
光武帝も名君と呼ばれているのに日本では影が薄い。
悪い意味で銅馬帝とも呼ばれる。
光武帝、明帝、昭帝の3代は名君と言われるが、その後は外戚によって擁立させられた傀儡皇帝だらけになる。
明帝の時代に班超が中東進出してシルクロードの安全を確立したといわれる。
読んだ本:東漢
三国志の史実版。色々物語と違う。
でも登場キャラのホトンドは史実です。有名なので省略。
読んだ本:三国時代
三国志に出てくる司馬一族が魏(曹操建国)を乗っ取って建国。
その後七王の乱ですぐに分裂。
次の五胡十六国時代へ突入。
読んだ本:晋
胡(えびす)が侵略して大混乱。
東晋(AD317年 - AD420年)晋の皇族でただ一人生き残った
琅邪王・司馬睿を中心に漢民族系貴族は南で亡命政権をつくる。
これを中原の晋と区別して東晋という。
読んだ本:五胡十六国
北魏が華北を統一した439年からはじまり、
隋が中国を再び統一する589年まで、中国の南北に王朝が並立していた時期を指す。
文帝が天下を再統一するが、馬鹿息子で有名な煬帝(ヨウダイ)が僅か二代で帝国を滅ぼす。
隋唐演義はタイトルそのままこの時代の話。
中国一の名君と名高い太宗・李世民がいる。
有名な女帝・則天武后や傾城の美女・楊貴妃がいたのがこの時代。
西遊記に出てくる三蔵法師の史実として天竺に旅に出るのもこの時代。
読んだ本:唐
唐の滅亡から宋の成立までの間に黄河流域を中心とした華北を統治した五つの王朝(五代)と、
華中・華南と華北の一部を支配した諸地方政権(十国)とが興亡の時代。
紫氏から趙匡胤が酔った勢いで王権奪取。
読んだ本:五代十国
北宋:AD960年 - AD1127年
南宋:AD1127年 - AD1279年
言論の自由があった珍しい時代。精忠報国 岳飛が有名。
有名な水滸伝はこの時代に作られたらしいが、流石に政府批判は出来ない為、
嘘の年号を使っているとのこと。
読んだ本:宋
漢文化とはホトンド無縁蒙古(モンゴル)族。
ジンギスカンとは初代皇帝チンギス・ハーンが日本語なまりしたもの。
元寇襲来で日本人が倒したのは実は朝鮮人だというのはナイショらしい(’’
読んだ本:元
現在の万里の長城はこの時代に復元/補強された退廃色の濃い時代らしい。
読んだ本:明
ラストエンペラー溥儀に現る、つか帝国滅亡。
西欧諸国はおろか日本にも馬鹿にされる。
アヘン戦争、第二次アヘン戦争、日清戦争があったのはこの時代(当たり前か)。
読んだ本:清
第一次世界大戦や第二次大戦勃発。
1934年〜日本傀儡国家 満州国建国される。
1949年に中華民国軍は、ソビエト連邦の支援を受ける中国共産党の共産党軍との内戦に敗北。
同年4月に首都の南京を制圧された事で崩壊状態に陥った。
1949年12月台湾に亡命し新たな政権をの再建した。
現在国名を中華民国から台湾として独立色を鮮明にする動きと
中華人民共和国と融和し一つの中国とする動きがある。
読んだ本:中華民国
今大陸にある国。
1970年ごろからやや日本と仲良くなったが、最近は靖国問題とか地下資源問題でまた悪くなった。
『愛国無罪』という珍しい用語を実践してくれて昨今ニュースを提供してくれる国
『愛国無罪』なら新の王莽だって無罪だと思うのは僕だけでしょうか?。
文化大革命後は漢民族なのに漢字(繁体字)も歴史も知らない人が殆どの国。
人類最悪の虐殺者はナチス ・ヒトラー(2500万人)では無いと言うのが日本以外の常識。
一説には毛沢東だけで一億人以上虐殺したと言われている。
※ 一億人は文革だけではなく政策失敗の餓死者や内戦期を含む。
※ 内戦期以後では6500万人(4700万人-7300万の間)であると言われています。
読んだ本:中華人民共和国
複数の年代に跨るものや架空のもの等。
読んだ本:分類不可能本