CISCO入門

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最終更新:2014-12-04 (木) 01:18:07

OSPFルータの種類

内部ルータ全てのIFが同じエリアに所属している
バックボーンルータ1つ以上のIFがバックボーンエリア(Area0)に所属している
ABR(Area Border Router)エリア境界ルータ、複数のエリアを相互に接続するルータで、所属全てのLSDBを保持
ASBR(Autonomous System Boundary Router)自律システム境界ルータ、1つ以上のIFが非OSPF NWに所属している

※内部ルータかつバックボーンルータや、バックボーンルータかつABR/ASBRは当然のように存在する

LSAタイプ

LSAにはいくつかのタイプが存在する

LSAタイプ名前確認コマンド概要
タイプ1ルータLSAsh ip ospf database router直接接続しているリンク状態を表現するため、全てのOSPFルータで生成される。エリア内のみフラッディングされる
タイプ2ネットワークLSAsh ip ospf database networkマルチアクセスNW上でDRが生成し、DRのIPアドレスやマルチアクセスNWに接続されているルータリストとサブネット等を含む。エリア内でのみフラッディング
タイプ3ネットワーク集約LASsh ip ospf database summary他のエリアへ通知する為のLSAでありABRによって生成される。自律(OSPF)システム全体にフラッディングされる
タイプ4ASBR集約LSAsh ip ospf database asbr-summaryASBRの情報を他のエリアへ通知するLSAで非OSPF NWが接続されOSPFの再配布にはABRが生成する
タイプ5AS外部LSAsh ip ospf database external非OSPF NWへのNWアドレスをOSPFドメインへアドバタイズするLSA。非OSPF情報をASBRが再配布している場合にASBRが生成する
タイプ7NSSA外部LSAsh ip ospf database nssa-external非OSPF NWのネットアドレスをNSSAへアドバタイズする為のLSA。非OSPF NWが接続されたNSSAを構成した場合にASBRが生成する

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