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*Enhanced IGRP [#b9f7bd29]

*** EIGRPとは・・・・・・。 [#fe950d3c]
+EIGRPはリンクステートプロトコルとディスタンスベクタープロトコルの利点を組み合わせたシスコオリジナルのルーティングプロトコルです。
+EIGRPはIP、IPX、AppleTalkのネットワーク層の各Packetのルーティングに対応している。
+EIGRPはOSPFと同様にマルチキャストアドレスを使って運用トラフィックの大部分を伝播する。
+コンバージェンス高速化の為にDUAL(Diffusing Update Algorithm)を使用します。
+IP Packetを使ってルーティング情報をアドバタイズし、IPヘッダでプロトコル番号88を使用する。
+トークンリングやイーサネットなどのマルチアクセストポロジの他に専用線、ポイントツーポイント、NBMAなどのWANテクノロジー上でも動作する。
+VLSMアドレッシング、スーパーネッティングをサポートする。
+Defaultではメジャーネットワーク境界で自動集約します。

-主な特徴
+デフォルトでは帯域幅と遅延に基づいたメトリックで宛先までの最適経路を提供する。
+コンバージェンスの時間が短くEIGRP Packetが使用する帯域幅の使用量が少ない。
+定期的にアップデートを送信せずにNWの変化のみを送信する。
+最大6つのメトリックの等しい経路又はメトリックの異なる経路を使った負荷分散を行う。
+複数のNWプロトコル(IP,IPX,AppleTalk)をサポートする。
+ループのないトポロジ環境を保障する。
+VLAM、クラスレスルーティング及び不連続サブネット環境に対応する。
+ルーティングアップデートの認証をサポートする。
+IGRPと下位互換がある。


*** EIGRPの用語 [#k103988c]
,EIGRPの用語又は概念,説明
,Neighbor,相互に接続されており、アップデートを交換出来るルータ
,Neighbor Table,直接接続されているEIGRPルータのリスト。EIGRPルータはサポートされているネットワーク層のプロトコル毎に保持する。
,Hello,EIGRP Neighborを確立・管理する為に使われているマルチキャストデータパケット。
,クエリー,失われたNWの情報について隣接ルータに問い合わせる為に使われるPacket。
,応答,クエリーパケットに対する応答。
,Ack,確認応答。ACKはデータ部分を空にしたHello Packetで構成される。
,Hold Time,ルータがHello Packetを待機する時間。この時間が過ぎるとルータはNeighbor関係を終了する。
,トポロジーテーブル,宛先までの全ての学習済み経路が格納されたデータベース。設定されているルーテッドプロトコル毎に保持される。224.0.0.10宛で送信される。
,ルーティングテーブル,宛先までの最適経路を基に生成され、トポロジーテーブルから挿入されるデータベース。ルーテッドプロトコル毎に保持される。
,SRTT(Smooth Round Trip Timeout),Packetを送信してからACKが返ってくるまでの平均時間(ms)
,RTO(Retransmission Timeout),Packetを再送信するまでにEIGRPルータが待機する時間。
,アドバタイズドディスタンス,Neighborから受け取ったメトリック(Neighborから宛先NWまでのメトリック)
,フィジブルディスタンス,宛先NWまでのメトリック
,フィジブルサクセサ,最小メトリックの経路ではなく、2番目に良い経路。
,サクセサ,Packetを送信するNeighbor router。サクセサはトポロジーテーブルからルーティングテーブルに挿入される最適経路。
,アクティブ,現在経路をルーティングテーブルに挿入して利用する事が出来ない状態。クエリーに対する応答が返ってこない時にこの状態になる。
,パッシブ,ルーティングテーブルに挿入し、利用することが出来るNWを意味する。
,SIA(Stuck In Active),EGIRPクエリへの応答時間がかかり過ぎて破棄および削除される状態。

*** EIGRP Packet [#s5da4f18]
EIGRPルータが使用するパケットには次の5種類があります。これらのパケットには、受信すると必ず確認応答を必要とする「高信頼性パケット」と、確認応答を必要としない「無信頼性パケット」があります。

-高信頼性パケット
・アップデート
・クエリー
・応答

-無信頼性パケット
・Hello
・ACK

***EIGRPパケット経路発見 [#tf383008]

  RouterA                                       RouterB     
  ┏━━━┓                                    ┏━━━┓  
  ┃      ┃    ─────  Hello ────→    ┃      ┃  ルータAがHelloパケットを送信
  ┃      ┃                                    ┃      ┃  
  ┃      ┃                                    ┃      ┃  
  ┃      ┃    ←──── UpDate ─────    ┃      ┃  ルータBが全てのルーティング情報をルータAに送信
  ┃      ┃                                    ┃      ┃  
  ┃      ┃                                    ┃      ┃  
  ┃      ┃    ────── ACT  ────→    ┃      ┃  ルータAがルータBの更新に対する確認応答を行う
  ┃      ┃                                    ┃      ┃  
  ┃      ┃                                    ┃      ┃  
  ┃      ┃    ───── Update ────→    ┃      ┃  ルータAが全てのルーティング情報をルータBに送信
  ┃      ┃                                    ┃      ┃  
  ┃      ┃                                    ┃      ┃  
  ┃      ┃    ←───── ACK──────    ┃      ┃   ルータBがルータAの更新に対する確認応答を行う
  ┃      ┃                                    ┃      ┃  
  ┗━━━┛                                    ┗━━━┛

*** EIGRPの選択プロセス [#sc6a37eb]

+帯域幅:送信元と宛先の間のリンクで最小の帯域幅
+遅延  :経路の途中にあるIFの遅延の合計
+信頼性:発信元と宛先の間のリンクの最低(最悪)の信頼性
+負荷  :送信元と宛先を結ぶ接続上の負荷(bps単位)
+MTU  :(Muximum Trunsmission Unit/最大転送ユニット)送信元と宛先の間のリンクのMTUで最小の値。

-EIGRPでは各パラメータに「ウェイト(K値)」を付けてメトリックを算出します。これらのK値はHelloパケットに格納されてネイバーに伝達されます。デフォルトでは、帯域幅(K1)と遅延(K3)のみがメトリック値の計算に使われます。
K値のデフォルトの値は次の通りです。

K1(帯域幅)=K3(遅延)=1 

および

K2(負荷)=K4(信頼性)=K5(MTU)=0

メトリックの計算でK5=0の場合には次の式に各K値が代入されます。

''メトリック=(K1x帯域幅)+[(K2x帯域幅)/(256-負荷)]+K3x遅延''

デフォルトの場合は
メトリック=(帯域幅+遅延)x256
帯域幅=10の七乗/bandwidth(単位はkbps)
また、K5が0で無い場合は
メトリック=(K5が0の場合のメトリック)x[K5/(信頼性+K4)]

*** コマンド [#b04ea652]
 Router(config-if)#ip hold-time eigrp [autonomous-system-number seconds]  #ホールドタイマの設定をする
 Router#show ip eigrp neighbors          #EIGRPの確認コマンドNeighbor関係で発生するステータス変化を見れる
 Router#show ip eigrp topology           #EIGRPは複数のトポロジーテーブルを保持する。
 Router#show ip eigrp topology all-links #全てのIPエントリを参照する。
 Router#no auto-summary                  #自動集約の停止
 Router(config-if)#ip bandwidth-percent eigrp [as-number] [percent] #帯域幅をパーセンテージで指定
 Router(config-router)#time active-time [time-limit|disabled] #SIA状態に入りActive状態を維持する閾値
 Router#show ip route eigrp              #EIGRPのルーティングテーブルを表示

-EIGRPの手動経路集約例
 Router(config)#router eigrp 10
 Router(config-router)#no auto-summary
 Router(config-router)#network 10.10.0.0
 Router(config-router)#exit
 Router(config)#interface e0/0
 Router(config-if)#ip summary address eigrp 10 10.10.0.0 0.255.255.0.0
 Router(config-if)#exit
※通常のEIGRP経路のAD値は90で外部EIGRPAD値は170と遥かに高くなります。

-EIGRP Serial Interface設定例
 Router(config)#interface Serial 0
 Router(config-if)#ip address 10.1.1.1 255.255.255.0
 Router(config-if)#bandwidth 128
 <省略>
 Router(config)#router eigrp 100
 Router(config-router)#network 10.0.0.0
 Router(config-router)#network 172.168.0.0

-負荷分散
EIGRPではDefaultで4つのメトリックの等しい経路にトラフィックを分散し使用効率を向上させる事ができる。
maximum-paths ルータコンフィギュレーションコマンドは同じ宛先ネットワークへのメトリックの等しい経路数を増やす為に実装されている。このコマンドを利用すると最大6つのメトリックの等しい経路を格納できるようになる。

variance multiplierルータコンフィググレーションコマンドを使用すると異なるメトリックの間でも可能になります。
multiplierキーワードは1~128の整数でDefaultは1である。サクセサ経路と比較して1ルータ経由のフィジブルディスタンス値を比較する条件と経路までの全体の値を比較して処理されます。
かりに Variance 2とした場合は上記二つの条件の2倍以内の範囲であれば負荷分散を行い、それ以上であれば行わない。

-EIGRP ポイントツーマルチポイント設定例
シリアル1に対してCIR(Committed Information Tate:認定情報レート)が等しく256Kbpsの回線3つと接続されている場合。
 Router(config)#interface Serial 1
 Router(config-if)#encap frame-relay
 Router(config-if)#bandwidth 768

-ハイブリッドマルチポイント設定例
シリアル1に対してCIR(Committed Information Tate:認定情報レート)が等しくない場合。
下記例では256kbps x2 、56kbps x1の設定の場合。
 Router(config)#interface Serial 0.1 multipoint
 Router(config-if)#bandwidth 512
 Router(config)#interface Serial 0.2 point-to-point
 Router(config-if)#bandwidth 56

-SIA(Stuck In Active)
未解決経路に関するクエリー応答が特定の時間間隔(3分間)ルータに返らない場合、EIGRPはSIAの状態にあるとみなし、サクセサ経路が利用不能となり、経路はアクティブ状態となります。このときルータはNeighborにクエリーを送って代替経路を求めます。


-Passive Interface
 Router(config)#router eigrp 20
 Router(config-router)#network 172.16.0.0
 Router(config-router)#passive-interface e0/0
 Router(config-router)#exit


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