[[雑記]]
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アテネ市内で自由観光。
取り合えず歩けば1時間以内に殆どの観光地があった。
地下鉄とかバスは独り歩きだとスリが怖いので、とにかく歩いた。

9時出発。
最初にアクロポリス遺跡に目指したが大通り沿いから
多少道を離れて見て回る。

10時前にアドリアノスの図書館に到着。

-ハドリアヌス図書館
ハドリアヌスの図書館はギリシャ アテネのアクロポリスの北麓にある神殿で、ローマ時代のアゴラの北隣に位置する。ローマ皇帝ハドリアヌスが132年に建設したこの施設は古代ローマのフォルムのデザインに則っており、西側に1か所ある入口はコリント式円柱が並ぶプロピュライアとなっている。

10時前にハドリアノスの図書館に到着。
チケットを買おうとすると「Student?」と言われて焦る。
スチューデント、おっ、おう学生≒学割ってことか。
「ノー」と「オール・チケット プリーズ」と答える。
アテネの遺跡・博物館は共通チケットと個別チケットがあり、
複数を見るなら共通チケットの方が安い。

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写真を見ると色々ありそうに見えるが、残念。
この壁ぐらいしかまともに建っているものは無い。
後は発掘地のような土台と若干の石柱があるのみ。
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思ったより形として残っているものが少ない。
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実際の景色はこんな感じです。


古代アゴラ
アゴラ=古代ギリシアでは市場や集会所などがある公共広場を指す。
古代アゴラという結構な敷地内に、有名な遺跡が二つあります。

-アタロスの柱廊博物館(古代アゴラ内)

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先程のハドリアヌス図書館と比べると立派な外観。

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こんな感じの浪漫溢れる石柱の建物の中に入りたかった。
希望が叶って嬉しくていきなり写真一枚。

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自分が居ないほうが石柱の並びが見やすいですね。
壁側には大きめの石像が並んでいますが、
破損が激しいものが多い。

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見ての通り、アジア人は少なく殆どが欧州人です。
現地の学習があるらしく、小中学生ぐらいの子供たちが集団で来ていました。
子供たちは入り口で座り込んで出入口を半ば封鎖して、
他の観光客が迷惑そうにしていたのに教員と思しき人は気にせず無視。
うーん、考え方の違いなのかなぁ。


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脇の入り口から入った小部屋は博物館になっており、
様々な出土品を見ることが出来ます。
中には不気味な人の仮面やら顔型の瓶とかもあります。
正直、顔型の食器とかいやだなぁ。

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奥の二つはトイレでした。
一番奥の扉が開いているようなので
入ったらロン毛のにーちゃんが「オーウゥ」と叫ばれて
慌てて「ソーリー」とドアを閉めた。
その後出てきたにーちゃんが「HAHAHAHA」っと
笑ってサムズアップしてくれたので笑顔で「HA」っと答える。
個室トイレに入ると理由が分かった。
鍵が壊れていたんだなぁ。



-ヘファイトス神殿(古代アゴラ内)
綺麗な形で残っているのはヘファイトス神殿(又はヘーパイストス)。
オリンポス十二神に一柱でゼウスとヘラの息子。
奥さんはビーナス、鍛冶の神様として有名。
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神殿の外観は復元なのか結構ましなかたちで残っている。
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やっぱり現地学習の子供たちが道をふさいでいる。
外観は綺麗だが、内部を除くと掃除具や機材が・・・・・・。
他に置く場所無かったのかなぁ。

-それ以外の景色
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先程のハドリアヌス図書館より広く、木々も生い茂っていて気分が良い。
有料なので簡単には入れないが、散歩コースとていも良い場所かもしれない。
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やや、高台のような場所から一枚。

アクロポリス遺跡
-展望エリア(アクロポリスの丘にある岩場)
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-プロピレア門(アクロポリス内)
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-アテナ・ニケ神殿(アクロポリス内)
アテーナー・ニーケー神殿(アテーナー・ニーケーしんでん)はギリシャのアテネのアクロポリスにあったアテーナーを祭った神殿である。ニーケーはギリシア語で「勝利」を意味し、知恵の神としてのアテーナーをアテーナー・ニーケー (Athena Nike) として祭っていた。アクロポリス上の最初期のイオニア式神殿で、アクロポリスの入口(プロピュライア)の右、急峻な稜堡の南西角に位置していた。ここで市民は長く続いたスパルタとの戦争(ペロポネソス戦争)の勝利を祈って女神を祭った。
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-パルテノン神殿(アクロポリス内)
パルテノン神殿(パルテノンしんでん、希: Παρθενών, ローマ字: Parthenon)は、古代ギリシア時代にアテナイのアクロポリスの上に建設された、アテナイの守護神であるギリシア神話の女神アテーナーを祀る神殿(en)。紀元前447年に建設が始まり、紀元前438年に完工、装飾等は紀元前431年まで行われた。パルテノン神殿はギリシア古代(en)建築を現代に伝える最も重要な、ドーリア式建造物の最高峰と見なされる。
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しかし何十年たっても修復中。
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そこらへんにがれきとか什器とか鉄パイプとかが景観の邪魔をしている。

-イロド・アティコス音楽堂(アクロポリス内)
アテネの政治家であり大富豪だったイロディス・アティコスは、父の遺産を公共建築物の建設費にあてた。この音楽堂もその一つで、死んだ妻の思い出として紀元161年にアテネ市に寄付したもの。舞台の幅は左右約35m、観客席は32段で5000人を収容するローマ様式の音楽堂。
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中には入れず、上から見下ろすか、正面出口から覗き込むことしか出来ません。

-ディオニューソス劇場(アクロポリス内)
ディオニューソス劇場はアテナイのアクロポリスの麓に建てられていた大型野外劇場で、「ディオニューソス・エレウテリオス」(自由の神)の聖域の一部を形成していた。ワインと豊穣の神に捧げられており、ディオニューシア祭の開催地だった。
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上から見下ろすのみで入れません。


-ローマン アゴラ (公共広場)
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周囲の街の中に柵で囲まれた場所。
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遺跡はハドリアヌス図書館より壁や石畳はあるが、
古代アゴラに比べると狭い。
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塔が残っている。
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-昼食(ファーストフード)
スブラキ、€2.4=340円(2017/11時点)ぐらいです。
中身はケバブのように炙った肉を削ったものにオニオン、トマト、ヨーグルト、香草、フライドポテト。
ギリシアの食事で一番おいしく感じたのはファーストフードとは、自分の情けない舌でした。
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-アドリアヌス凱旋門(道の脇にあるだけ)
ハドリアヌスの凱旋門(ギリシア語: Πύλη του Αδριανού)はギリシャ アテネのアクロポリスの東側にある門で、記念碑的な凱旋門とされている。古代ローマ時代にアテナイ中心部よりゼウス神殿を含む町の東部に向かう道の、両地区の境界付近に造られていた。この門は、巡察旅行でアテナイを訪れ多数の公共建築物等の再建に力を注いだローマ皇帝ハドリアヌスの功績を称えるためのものであった。
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普通の道路の脇にあり、後ろにはゼウス神殿が控えている。
ゼウス神殿への入り口かと思いきや、柵で封鎖されており、
ゼウス神殿内へは入れない。

-ゼウス神殿
ゼウス神殿またはオリュンピア=ゼウス神殿(ギリシア語: Ναὸς τοῦ Ὀλυμπίου Διός,ラテン語: Templum Iovis Olympii)は、ギリシャ、アテネのアクロポリスの東側にある神殿で、オリュンポス十二神の中の最高神であるゼウスに捧げられた神殿である。紀元前6世紀、僭主政のアテナイの時代に建設が始まったが、古代の世界で最大級であった神殿は完成させることがでなかった。神殿の完成は2世紀にローマ皇帝ハドリアヌスにより成し遂げられた。ローマ帝国期を通じて建てられた神殿の中で、この神殿は最大のものであった
ゼウス神殿またはオリュンピア=ゼウス神殿は、ギリシャ、アテネのアクロポリスの東側にある神殿で、オリュンポス十二神の中の最高神であるゼウスに捧げられた神殿である。紀元前6世紀、僭主政のアテナイの時代に建設が始まったが、古代の世界で最大級であった神殿は完成させることがでなかった。神殿の完成は2世紀にローマ皇帝ハドリアヌスにより成し遂げられた。ローマ帝国期を通じて建てられた神殿の中で、この神殿は最大のものであった。
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一方から見ると結構立派に見える。
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サイズも最高神にふさわしく巨大で立派な柱。
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しかし反対側から見ると殆ど残っておらず、残念な姿を晒している。

ケラミコス遺跡
-ケラミコス博物館(遺跡内)
古代アテネの墓地。

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他の遺跡群とやや離れた位置にあり、
↓に載せた写真はそこらへんの通り道。
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ここは何故か15時で閉館となる。
その為、到着が14:45で15分しか見れなかった。
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博物館もあったが、既に閉める準備を警備員がしており、
のんびり見る余裕がなかった。
もともと博物館というには小さな場所で
展示物はぐるっと見ながら一周5分で終わる程度だった。


-街並み
表通りは華やかですが、一歩離れるだけでかなり汚くなります。
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落書き、張り紙、違法駐車は当たり前。
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一応、違法張り紙をはがすおばちゃんが居ましたが、
丁寧に取ったりはせず、適当にはがすだけなのでごみがすごい。
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裏通りに入ると臭いも臭い場所が増えてきます。
また、移民なのかわかりませんが、拾ってきたごみのような
古びれた靴や衣服、壊れた機械類や携帯などを広げる人もいました。
表向きの売り物で実は薬とか売っていたら怖いので近づきませんでしたが。
まぁ、言葉話せませんしね。


38,000歩ほど歩いたので1m換算なら38km歩いたことになる。
疲れた。
ホテルに集合して荷物を受け取って空港へ移動。
空港で座席と搭乗手続きをする。
出国手続きで「アリガト」と常に陽気なお国柄。

21時頃にギリシア・アテネ空港を出国。
22時頃(時差1時間)トルコ・イスタンブール空港着
1時間ほど待ってから日本・成田空港第一ターミナルへ。
長かったギリシア旅行も終わる。

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